映画の写真

映画 ワンダフルライフ

 

「貴方の一番大切な思い出をひとつだけ選んでください。」

 

『ご愁傷様です。みなさんには七日後、天国に行って頂きます。』という冒頭から、この映画ははじまります。

 

ここで働く人々の仕事は、死者たちから人生の中で印象的な想い出をひとつ選んで貰うこと。

そして、その想い出を映像化して死者たちに見せ、彼らを幸福な気持ちで天国へ送り出すというものです。

 

死んでから死後の世界へと旅立つまでの一週間、死者達は「そこ」で一番大切な思い出を選ぶ。

その思い出は、彼らと「そこ」のスタッフ達の手によって 映画として再現される。

そして、その記憶が頭の中に鮮明に蘇った瞬間、彼らはその「一番大切な記憶」だけを胸に死後の世界へと旅立っていく。

 

『選んでください。貴方の一番大切な思い出はなんですか?』

 

思い出の写真

 

 

思い出を選ぶという事。

思い出を作るという事。

 

この映画の主人公である施設で働く職員は皆、そんな思い出を選べなかった死者たちで構成されています。

 

思い出とは。

記憶とは。

 

遺影写真を専門的に撮影しているプロカメラマンとして非常に興味深い作品でしたので、ここで紹介させて頂きました。

 

お時間のある方は、是非ご覧になってみてください。

 

プロカメラマンの写真

『ワンダフルライフ』(1999年 是枝浩和監督)

 

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