思い出の写真

思い出

終活のなかでも簡単にできそうな生前整理。

残された遺族のことを考えて、できるだけ家族の負担を減らす作業ですね。

 

大切にしていた物や貴重な品々をどうしようか。

「まだ元気だから」「そのうちやれば」と考えてしまいますが、年齢を重ねれば重ねるほど体力が減っていき片付けが出来なくなってしまうもの。

「もうっ!こんなガラクタばっかり集めて!」という家族の声が聞こえてきそうで、ついつい億劫になったり。

物を処分することに、抵抗がある方は少なくありません。

遺影写真を撮影するよりも、ずっと簡単そうにみえて案外、進まないものです。

 

どんな物でも、付き合いが長いと愛着が湧きますよね。

本やCD。食器や家具。車など挙げてたらキリがありません。

 

結局、捨てられないのは物と繋がっている想いなんです。

車だったら家族旅行を思い出し、コーヒーカップだったら家族との朝食を思い出し、一枚のDVDさえ家族で笑った時間を思い出します。

でも、想いはご家族やお孫さんたちとずっと共有できるコトです。

モノに執着する必要はないんです。

 

過去にとらわれず、新たらしい想い出を作る時間を大切にするコト。

そんなふうにシフトチェンジできたら、モノの整理ははかどります。

終活ということをポジティブに考えられるようになると、モノへの執着は少なくなります。

残したいモノよりも、残したい言葉がみつかるかもしれません。

 

次にできる簡単な終活は、遺影写真を撮ることです。

『どのタイミングで遺影写真を撮ればいいですか』という質問は非常に多いですが、即答します。『いま』です。

元気なうちが一番です。

一年過ぎたら、また撮りましょう!また、その次も。

生きてるうちは撮れます。

 

遺影写真は、思い出というフレームを残すコトです。

『いま』から新しいフレームを残すことだって出来るんです。

例えば、家族みんなで散歩に出かけたり、一緒に料理をして食卓を囲んだり、今までやったことがないことに挑戦したり。

家族といつもより長く話をすることだけでも、大切な記憶として残っていくのです。

 

死を意識するというのは、どんな方であれ不安になるのは当然のことだと思います。

遺影写真も生前整理も、生きることに対してポジティブな作業です。

終活をすることで、不安に感じていたことが少しずつ安心に変わり、より今を豊かに過ごして頂きたいと思います。